吉本隆明(日语:吉本 隆明よしもと たかあき Yoshimoto Takaaki,1924年11月25日—2012年3月16日)是一名知名日本左翼思想家、評論家。师从藤田省三。曾任東京工業大學世界文明中心特任教授。他在戰後日本知識界有巨大影響力,不少文人如糸井重里中上健次吉增剛造以及山本哲士上野千鶴子宮台真司等學者均深受其影響,有『戰後思想反思第一人』的稱號。作家吉本芭娜娜吉本 ばなな)是其次女。

吉本隆明
出生1924年11月25日 编辑维基数据
東京都 编辑维基数据
逝世2012年3月16日、2012年3月15日 编辑维基数据 (87歲)
文京區 编辑维基数据
母校
职业诗人哲學家、文学评论家、作家 编辑维基数据
儿女吉本芭娜娜 编辑维基数据
奖项Hideo Kobayashi Sho 编辑维基数据

祖家位於熊本縣天草市,出生於東京都月島,家中從事船務。先入讀東京府立化學工業學校,1942年入讀米澤高等工業学校(現山形大学工学部),期間在宮澤賢治高村光太郎小林秀雄橫光利一保田與重郎等人影響下開始創作詩歌。終戰後轉入東京工業大學,師從知名數學家遠山啓1947年畢業於電氣化学科。

著書

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單著

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1950年代

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  • 『芸術的抵抗と挫折』(未來社, 1959年)
「マチウ書試論」収録
  • 『抒情の論理』(未來社, 1959年)

1960年代

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  • 『擬制の終焉』(1962年)
  • 丸山真男論』増補改稿版 (一橋新聞部, 1963年)
  • 『吉本隆明詩集』吉本隆明編 (思潮社, 1963年)
  • 『模写と鏡』(春秋社, 1964年、2008年)
  • 『言語にとって美とはなにか』(勁草書房, 1965年、角川文庫、角川ソフィア文庫
  • 『言語にとって美とはなにか 第2巻』(勁草書房, 1965年、同)
  • 高村光太郎』(春秋社, 1966年、講談社文芸文庫 1991年)
  • 共同幻想論』(河出書房新社, 1968年、角川文庫 1982年)
  • 『情況への発言』(徳間書店, 1968年)
  • 『模写と鏡』増補版 (春秋社, 1968年)

1970年代

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  • 『自立の思想的拠点』(徳間書店, 1970年)
  • 『情況』(河出書房新社, 1970年)
  • 『心的現象論序説』(北洋社, 1971年)
  • 源実朝』(筑摩書房, 1971年)
  • 『敗北の構造 吉本隆明講演集』(弓立社, 1973年)
  • 『情況への発言 吉本隆明講演集』(徳間書店, 1973年)
  • 『異端と正系』(現代思潮社, 1975年)
  • 『詩的乾坤』(国文社, 1975年)
  • 『書物の解体学』(中央公論社, 1975年)
  • 『呪縛からの解放』(こぶし書房, 1976年)
  • 『知の岸辺へ』(弓立社, 1976年)
  • 『敗北の構造 吉本隆明講演集 』(弓立社, 1976年)
  • 『知の岸辺へ 吉本隆明講演集』(弓立社, 1976年)
  • 『初期歌謡論』(河出書房新社, 1977年、ちくま学芸文庫 1994年)
  • 『戦後詩史論』(大和書房, 1978年9月)
  • 『吉本隆明歳時記』(日本エディタースクール出版部, 1978年10月)
  • 『吉本隆明詩集』(思潮社, 1979年)
  • 『悲劇の解読』(筑摩書房, 1979年12月 ちくま学芸文庫 1997年)

1980年代

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  • 『初源への言葉』(青土社, 1980年2月)
  • 『世界認識の方法』(中央公論社, 1980年6月)
  • 『最後の親鸞』(春秋社, 1981年、ちくま学芸文庫 2002年)
  • 『言葉という思想』(弓立社, 1981年)
  • 『鮎川信夫論』 (思潮社, 1982年1月)
  • 『心的現象論序説 改訂新版』(角川書店, 1982年3月)
  • 『僧としての良寛 吉本隆明講演録』(「修羅」出版部, 1982年)
  • 『空虚としての主題』(福武書店, 1982年4月)
  • 『「反核」異論』(深夜叢書社, 1982年)
  • 『教育学校思想』(日本エディタースクール出版部, 1983年7月)
  • 『最後の親鸞 増補新版』(春秋社, 1984年4月、ちくま学芸文庫 2002年)
  • 『親鸞 不知火よりのことづて』(日本エディタースクール出版部, 1984年10月)
  • 『マス・イメージ論』(福武書店, 1984年)
  • 『隠遁の構造 良寛論』(修羅出版部, 1985年1月)
  • 『対幻想 n個の性をめぐって』(春秋社, 1985年1月) (シリーズ家族 1)
  • 『死の位相学』(潮出版社, 1985年6月)
  • 『現在における差異』(福武書店, 1985年1月)
  • 源氏物語論』(大和書房, 1985年9月、ちくま学芸文庫 1992年、洋泉社MC新書 2009年)
  • 『重層的な非決定へ』(大和書房 , 1985年9月)
  • 『音楽機械論 Electronic dionysos』(トレヴィル, 1986年1月、ちくま学芸文庫 2009年)
  • 『思想の流儀と原則 増補』(勁草書房, 1986年6月)
  • 『〈知〉のパトグラフィー 近代文学から現代をみる』(海鳴社, 1986年10月)
  • 『白熱化した言葉 吉本隆明文学思想講演集』(思潮社, 1986年10月)
  • 『記号の森の伝説歌 長編詩』(角川書店, 1986年12月)
  • 漱石的主題』(春秋社, 1986年12月)
  • 『夏を越した映画 戦争・ホラー・SF・アニメ』(潮出版社, 1987年8月)
  • 『超西欧的まで』(弓立社, 1987年11月)
  • 『幻の王朝から現代都市へ ハイ・イメージの横断』(河合文化教育研究所, 1987年12月)
  • 『ハイ・イメージ論1.2』(福武書店, 1989年-90年、ちくま学芸文庫)
  • 『言葉からの触手』(河出書房新社, 1989年)
  • 『吉本隆明全キリスト教論集成』(春秋社, 1988年12月)
  • 『吉本隆明全天皇制・宗教論集成』(春秋社, 1989年1月)
  • 『宮沢賢治』(筑摩書房, 1989年7月 、ちくま学芸文庫 1996年)
  • 『像としての都市 吉本隆明・都市論集』(弓立社, 1989年9月)

1990年代

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  • 西行論』(講談社文芸文庫, 1990年2月)
  • 『ハイ・イメージ論2』(福武書店, 1990年、ちくま学芸文庫)
  • 『未来の親鸞』(春秋社, 1990年10月)
  • マチウ書試論・転向論』(講談社, 1990年10月)
  • 柳田国男論集成』(JICC出版局, 1990年11月)
  • 『ハイ・エディプス論 個体幻想のゆくえ』(言叢社, 1990年12月)
  • 島尾敏雄』(筑摩叢書, 1990年11月)
  • 『状況としての画像 高度資本主義下の「テレビ」』(河出書房新社, 1991年6月)
  • 『大情況論』(弓立社, 1992年3月)
  • 『見えだした社会の限界』(コスモの本, 1992年4月)
  • 『新・書物の解体学』(メタローグ, 1992年9月)
  • 『吉本隆明初期詩集』(講談社, 1992年10月)
  • 『追悼私記』(JICC出版局, 1993年3月 ちくま文庫 2000年)
  • 『ハイ・イメージ論3』(福武書店, 1994年3月、ちくま学芸文庫)
  • 『世界認識の臨界へ』(深夜叢書社, 1993年9月)
  • 『こころから言葉へ』(弘文堂, 1993年11月)
  • 『背景の記憶』(宝島社, 1994年1月)
  • 社会党あるいは社会党的なるものの行方』(日本社会党機関紙局, 1994年1月)
  • 『思想の基準をめぐって』(深夜叢書社, 1994年7月)
  • 『情況へ』(宝島社, 1994年11月)
  • 『愛する作家たち』(コスモの本, 1994年12月)
  • 『現在はどこにあるか』(新潮社, 1994年12月)
  • マルクス 読みかえの方法』(深夜叢書社, 1995年2月)
  • 『わが「転向」』(文藝春秋, 1995年、文春文庫 1997年)
  • 『なぜ、猫とつきあうのか』(ミッドナイト・プレス, 1995年3月、河出文庫、1998年)
  • 『言葉からの触手』(河出書房新社, 1995年8月、同文庫 2003年)
  • 『親鸞復興』(春秋社, 1995年7月)
  • 『余裕のない日本を考える』(コスモの本 , 1995年10月)
  • 『超資本主義』(徳間書店, 1995年、徳間文庫 1998年)
  • 『母型論』(学習研究社, 1995年)
  • 『学校・宗教・家族の病理 吉本隆明氏に聞く』(深夜叢書社, 1996年3月)
  • 『世紀末ニュースを解読する』(マガジンハウス, 1996年3月)
  • 『言葉の沃野へ 書評集成 上(日本篇)下(海外篇)』(中公文庫 1996年4-5月)
  • 『消費のなかの芸 ベストセラーを読む』(ロッキング・オン, 1996年9月)
  • 『宗教の最終のすがた オウム事件の解決』(春秋社, 1996年7月)
  • 『ほんとうの考え・うその考え 賢治ヴェイユヨブをめぐって』(春秋社, 1997年1月)
  • 『僕ならこう考える こころを癒す5つのヒント』(青春出版社, 1997年6月、同文庫 2000年)
  • 大震災・オウム後思想の原像』(徳間書店, 1997年6月)
  • 『新・死の位相学』(春秋社, 1997年8月)
  • 『食べものの話』(光芒社, 1997年12月)
  • 遺書』(角川春樹事務所, 1998年1月、ハルキ文庫 2004年)
  • 『アフリカ的段階について 史観の拡張』(試行社, 1998年)
  • 『父の像』(筑摩書房, 1998年9月)
  • 『匂いを読む』(光芒社 , 1999年4月)
  • 『詩人・評論家・作家のための言語論』(メタローグ, 1999年3月)
  • 『少年』(徳間書店, 1999年5月 徳間文庫 2001年)
  • 『私の「戦争論」』(ぶんか社, 1999年)
  • 『現在をどう生きるか』(ボーダーインク, 1999年7月)
  • 『僕なら言うぞ! 世紀末ニッポンの正しい眺め方、つきあい方』(青春出版社, 1999年9月)
  • 『親鸞 決定版』(春秋社, 1999年12月、新版2004年)

2000年代

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  • 『写生の物語』(講談社, 2000年6月)
  • 『幸福論』(青春出版社, 2001年3月)
  • 『心とは何か』(弓立社, 2001年6月)
  • 悪人正機 Only is not lonely』(朝日出版社, 2001年6月)
  • 『心とは何か 心的現象論入門』(弓立社, 2001年6月)
  • 『今に生きる親鸞』(講談社+α新書, 2001年9月)
  • 『柳田国男論・丸山真男論』 (ちくま学芸文庫、2001年9月)
  • 『食べもの探訪記』(光芒社, 2001年11月)
  • 『読書の方法 なにを、どう読むか』(光文社, 2001年11月、同知恵の森文庫, 2006年5月)
  • 『吉本隆明のメディアを疑え あふれる報道から「真実」を読み取る法』(青春出版社, 2002年4月)
  • 『老いの流儀』(日本放送出版協会, 2002年6月)
  • 『ひきこもれ ひとりの時間をもつということ』(大和書房, 2002年12月、同文庫 2006年)
  • 夏目漱石を読む』(筑摩書房, 2002年11月)
  • 『日々を味わう贅沢 老いの中で見つけたささやかな愉しみ』(青春出版社, 2003年2月)
  • 『現代日本の詩歌』(毎日新聞社, 2003年4月)
  • 『異形の心的現象 統合失調症と文学の表現世界』(批評社, 2003年12月)
  • 『「ならずもの国家」異論』(光文社、2004年1月)ISBN 4334974252
  • 『人生とは何か』(弓立社, 2004年2月)
  • 『吉本隆明代表詩選』(思潮社, 2004年4月)
  • 『漱石の巨きな旅』(日本放送出版協会, 2004年7月)
  • 『戦争と平和』(文芸社, 2004年8月)
  • 『超恋愛論』(大和書房, 2004年9月)
  • 『仏教論集成』(春秋社, 2004年11月)
  • 『吉本隆明「食」を語る』(朝日新聞社, 2005年3月、朝日文庫 2007年)
  • 『中学生のための社会科』(市井文学, 2005年3月)
  • 『幼年論 21世紀の対幻想について』(2005年6月)
  • 『際限のない詩魂 わが出会いの詩人たち』(思潮社, 2005年1月)
  • 『時代病』(ウェイツ, 2005年7月)
  • 『13歳は二度あるか 「現在を生きる自分」を考える』(大和書房, 2005年9月)
  • 『詩学叙説』(思潮社, 2006年1月)
  • 『家族のゆくえ』(光文社, 2006年3月)
  • 『詩とはなにか 世界を凍らせる言葉』(思潮社, 2006年3月)
  • カール・マルクス』(光文社文庫, 2006年3月)
  • 『初期ノート』(光文社文庫, 2006年7月)
  • 『還りのことば 吉本隆明と親鸞という主題』(雲母書房 , 2006年5月)
  • 『老いの超え方』(朝日新聞社, 2006年5月)
  • 『甦るヴェイユ』(洋泉社, 2006年9月)
  • 『思想とはなにか』(春秋社, 2006年10月)
  • 『生涯現役』(洋泉社, 2006年11月)
  • 『思想のアンソロジー』(筑摩書房, 2007年1月)
  • 『真贋』(講談社インターナショナル, 2007年2月)
  • 『吉本隆明自著を語る』(ロッキング・オン, 2007年6月)
  • 『よせやぃ。』(ウェイツ, 2007年9月)
  • 『日本語のゆくえ』(光文社, 2008年1月)
  • 『「情況への発言」全集成1 1962~1975』(洋泉社MC新書, 2008年1月)
  • 『「情況への発言」全集成2 1976~1983』(洋泉社同, 2008年3月)
  • 『「情況への発言」全集成3 1984~1997』(洋泉社同, 2008年5月)
  • 『心的現象論・本論』(文化科学高等研究院出版局, 2008年7月)
  • 『 「芸術言語論」への覚書』 (李白社、2008年)
  • 『貧困と思想』(青土社、2008年)
  • 『日本近代文学の名作』 (新潮文庫、2008年)
  • 『詩の力』(新潮文庫、2009年)
  • 『思想の機軸とわが軌跡』(文化科学高等研究院出版局, 2015年7月)

共著

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全集類

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  • 『吉本隆明全著作集』全15巻 勁草書房, 1968~1975
  • 『吉本隆明全著作集 続』勁草書房, 1978 全10巻以上刊行される予定だったが、3巻しか刊行されなかった。
  • 『吉本隆明全集撰』大和書房, 1986~1988にかけて第1~第7巻が刊行。(ただし、第2巻は未刊行)
  • 『吉本隆明全対談集』全12巻 青土社, 1987~1989
  • 『吉本隆明が語る戦後55年』全12巻 吉本隆明研究会編(山本哲士高橋順一ほか)三交社, 2000~2003年
  • 『吉本隆明全詩集』思潮社, 2003年から刊行中。2008年初時点で4巻まで刊行。
  • 『吉本隆明資料集』猫々堂, 2000年から刊行中。2008年初時点で70巻を超えている。
  • 『吉本隆明全集』晶文社, 2014年から刊行中。全38巻。別冊1。
  • 『吉本隆明全講演ライブ集』弓立社から2001年より刊行中。2008年初時点で18巻まで刊行。
  • 『吉本隆明五十度の講演』東京糸井重里事務所から2008年に発売。講演時間の総計6943分。2009年5月に「世界一長いオーディオブック」としてギネス・ワールド・レコーズに認定を受けた。
  • 『吉本隆明 語る』NHKエンタープライズより2009年7月に発売予定。
2009年1月にNHK教育 ETV特集で放送された「吉本隆明 語る」のDVD化。
  • 『吉本隆明語る「思想を生きる」』京都精華大学より2008年刊行。
宗教思想史家・笠原芳光を聞き手としたインタビュー映像を収録。京都精華大学創立40周年記念事業として無料配布されている[1]

參考資料

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  1. ^ 存档副本. [2016-12-28]. (原始内容存档于2016-03-04).